私は、アトピー体質を根本から解決させたかったので、ビオチン療法、リーキーガット改善、そして安眠を目的としてサプリを4年以上飲んできました。
サプリ探究を始めた頃はほとんど空振りで、特に最初の1年は、効果もロクに感じられないサプリばかり飲んでいました。
今ではすっかり痒みを感じないようにまでなれましたが、振り返ってみると
と苦い気持ちになるサプリも多数あり・・。
スキンケアもサプリも同じですが、アトピーを良い方向に持っていくためには「効率化」はある程度必要で、「成功者をマネする」のは効率的な方法の1つだと思います。
というわけで、このページでは、これまで私が飲んできたサプリの中で飲みやすい&継続しやすいお値段など、総合的にオススメできるものだけを栄養素別・悩み別にまとめてみました!
ビオチン療法を自分で実践したい方、サプリ療法を自分で様子をみながら進めていきたい方はチェックしてみてください。
体質に合わないとか、飲みにくいなどの個人的な好みの理由で除外しているサプリは多数ありますので、あくまでご参考までにしてください。^^
もくじ
アトピーの悩み別・栄養素表
アトピーが進行&重症化している場合、悩みは複合的に現れていると思います。
私の場合、この悩みにはこうアプローチしたらうまく行ったよ!という内容を記載してみました。
あなたが一番はじめに解決したい悩みがあるなら、コチラの戦略をチェックしてみてください。
→右方向にスクロールできます。(モバイルなど)
悩み・症状 | 悩み・症状 | 悩み・症状 |
●夜痒くて全然眠れない ・日中よりも夕方や夜の方が痒みが強い ・ベッドに入るとムズムズ ・痒みが強くかきむしってしまう |
●お腹の調子がよくない ・サプリの効きがよくない ・慢性的に下痢、便秘である |
●肌が弱い(もろい) ・すぐに肌が破れてしまう ・皮膚が薄い ・落屑、粉を吹いている |
最優先事項 | 最優先事項 | 最優先事項 |
睡眠不足の解消 →睡眠ケア |
腸内環境の改善 →リーキーガット(LGS)ケア |
肌の栄養不足の改善 →ビオチン療法 |
必須サプリ | 必須サプリ | 必須サプリ |
睡眠ケア ・安眠サプリ(アレルナイトプラス ) |
LGSケア ・オススメ乳酸菌ランキング ・L-グルタミンサプリ |
ビオチン療法 ・オススメ乳酸菌ランキング ・ビオチン ・ビタミンC |
*10歳未満の小さなお子さんは、安眠ハーブとL-グルタミンが服用できませんので、お腹の調子(=免疫)を整える乳酸菌サプリと、ビタミン不足を補うビオチンサプリなどを試してみてください。
栄養素別サプリ表
まずは栄養素別です。
サプリの栄養素 | 目標 | サプリの内容 | |
ビオチン療法 に必要なもの |
乳酸菌 | ・腸内環境改善 ・アレルギー抑制 |
・乳酸菌サプリランキング ・乳酸菌革命(オススメ) |
ビオチン |
・肌細胞の栄養不足の改善 ・アレルギー抑制 |
・アトピーにビオチンが必要な理由 ・オススメのビオチンサプリ(大人用) |
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ビタミンC | ・抗菌作用(カンジダ含む) ・ビタミン類の吸収率アップ |
・大人用は特にナシ ・胃が弱い方は少量から |
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その他 気になる体調にあわせて |
ケルセチン | ・抗炎症作用 ・ヒスタミン分泌を減らす |
・ケルセチンのアトピーへの効果 ・ケルセチンサプリ一覧 |
L-グルタミン | ・傷ついた腸壁修復 ・腸過敏症の改善 ・アレルギー抑制 |
・アトピーにL-グルタミンが必要な理由 ・オススメのLーグルタミンサプリ |
*「目標」に書いてある内容は、サプリの健康効果をうたうものではなく、各栄養素の体内でのはたらきを記したものです。
*小さなお子さんにはケルセチン・L-グルタミンなどは飲めませんので、乳酸菌を含むビオチン療法を実践するのが良いかと思います。
詳しくは子供のビオチン療法へ。
そもそも、どうしてサプリなのか?
分子栄養学専門医の医師らによると、サプリが効きにくいのは、いまの腸の状態が悪かったり、その他の栄養状態によって、栄養素の吸収率が低くなっているからだそうです。
アトピーでヤセ方が多い・大食いが多いのは、食べたものの栄養が十分に吸収できていないから、とか、糖質をうまく代謝(分解・吸収)できないから、という説もありますよねー。
なので、そもそもアトピー発症中=腸内環境が最悪になってから、すでに日数が経っているという感覚ですから、食べ物で腸内環境を立て直して→足りない栄養素を食物から摂るというアプローチでは遅い。
そこで、治療法のメインとしてサプリを用いることで治療経過のスピードアップが期待できる、というワケです。
医師による「サプリ療法」のメリット・デメリット
たとえば、サプリ療法を推奨している病院を受診すると、まず総合検査(血液検査、便検査、毛髪ミネラル検査など)を受けます。
現在の体内の状態を、分子栄養学(栄養学よりもっと臨床的な分野)に精通した医師が分析してくれる、というものです。
足りない栄養素、というのは個人によって様々なので、サプリはある程度「ゴール」を決めてからでないと意味がないからですね。
なので、病院では1人ひとりに合ったサプリを摂るように指導されます。そして、経過をみながら、トライ&エラーを繰り返していくことになります。
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ただ、病院でここまでやるだけで数十万の費用がかかります。
自由診療ってすごいですよね・・・
また、サプリは薬と違って、効き始めるのに数ヶ月〜かかる場合があるため、効き目の判定に時間がかかるのもデメリットです。(詳しくは病院で治療した場合に関するページをどうぞ)
漢方も同じ様な立ち位置にあるのですが、こちらも効き目が穏やかな種類のものだと時間がかかります。
ここまで調べた時点で、私の場合は、近隣にサプリ療法のできる病院がなかったのと、そこまでするお金も時間もなかったので、自力でサプリをどんどん試す事に決めたというワケです。
サプリとのお付き合い、無理なく継続しましょう
サプリにも色々な種類があります。しかも、じつは同じ栄養素・配合料なのに効き目が異なる場合があります。
とあるサプリが体に合わなくても「飲むタイミングを変えたら副作用がなくなった」とか「メーカーを変えたら効き目を感じた」というケースもあります。(サプリの添加物や栄養素の配合量によって変わるためのようですが、「個人差」なのでよく分かりません・・)
例えば、私は胃が強いのでサプリや薬で胃痛を起こした経験がないのですが、胃の弱い読者さんにご相談をいただき、他のサプリをおすすめしたところ、大丈夫だったということがありました。
ですので、まず「すぐに効かなくても必要以上に落胆しない」ことは自分に約束しておくと良いですよ。
冷静に効果を判定→継続サイクルを回していきましょう
どんなサプリにしても、効果の確認は必須です。
漫然と飲み続けても変化がなければ、次を試してみるなど、定期的な評価は必要になります。
なので、サプリさえ飲んでればOK、というわけではありません。
サプリ療法での目安としては、体質に合わなければすぐに中断することを念頭には置きつつ、3ヶ月ごとにサプリの評価をするようにしましょう。
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ここまで読んでみると、途方もないチャレンジのように思えてくるかもしれませんが、逆に、ここまで解ったら、あとはなんでもできる気がしてきませんか?^^
がんばりましょう!!!
サプリは健康食品です。サプリを飲むことによって疾病が治癒したり、健康になるものではありません。また、現在、服用している医薬品がある、または通院している持病などがある場合は、飲み合わせの不具合や体調不良が起きないように、必ず事前に医療機関にご確認ください。