- 「何の前触れもなく、いきなりアトピーになってしまった…」
- 「スキンケアを変えたのに、全然湿疹がよくならない…」
こんな風に、原因もわからないまま、何ヶ月も何年もアトピーがこじれているなんて事、ありませんか?
アトピーの原因は必ずしも1つだけではないし、長く患っているとアトピーの悪化原因も移り変わっていくということは、あなたもご存じのはずです。
でも、よく考えたら、アトピーの悪化原因の1つがなくなったのに、なぜアトピーは治らず、また新しくアトピーが出るの?と思いませんか?
たとえば、こんな風に。
きっかけ(原因) | 湿疹の症状 |
4月:春の花粉症が原因でアトピー発症 | 目の周りがカサカサしてくる |
5月:花粉症飛散が終わる | ↓花粉症は終わったのに カサカサが続いている |
6月:梅雨のジメジメが始まる | ↓今度はじゅくじゅくとした湿疹に移行 |
8月:梅雨は終わるが、夏の日差しで悪化 | ↓悪化原因が湿度から日光になり じゅくじゅくから、ガサガサに移行 |
10月:湿度が低下し、気候が乾燥してくる | ↓乾燥性の炎症に移行 |
とにかく体の炎症が「外に出たい、出たい」とうずうずしている感じがしませんか?
そこで疑うべきなのが、腸内でカンジダ菌(=カビの一種)が増殖する「腸カンジダ症」によって、体内に炎症が起きてしまうという現象です。
体内に炎症を作り出す物質があると、どんなに外側からケアしても原因に直接はアプローチできないし、イタチごっこになってしまいます。実際、私のアトピーの症状もかくのをどんなに我慢しても「炎症が体の内側からボコボコと出てくるような感じ」でした。そこで、それまでのスキンケアに加えて体の内側のケアをプラスしていったところうまく行ってアトピーも解消されていきました。
というわけで、ここでは、【体の不調の原因が「腸カンジダ症」であるかどうか?】についてセルフチェックできるようまとめます。
【CHECK!】この記事はこんな人向けです。
この記事は、「自分がカンジダ感染が疑われるけど、検査も難しいのでセルフチェックがしたい」という方のための記事です。
病院で受けるカンジダ検査とは違います。たくさん当てはまったからといって絶対にカンジダが原因とは言い切れませんし、少ししか当てはまらなかったから絶対にカンジダじゃないとも言い切れません。
また、私(アトピママ)は医師ではありませんし、あくまで個人の体験談です。^^
また、この「セルフチェック項目」は、情報元としては内科のHP等を参照しながら作ったのですが、30代40代のアトピーでは、あまり関係ない表現もあるかな〜と思うので、アレンジさせていただきました。
※参照元:https://rootcause.jp/physhosis/environment/candida#i-7
というわけで、あくまでなんとなくセルフチェックです。^^
「腸カンジダ症」セルフチェック・10のリストはコレ!
30代40代のアトピー体質の方がわかりやすいように「10個の例」を揚げてみました。
こんな症状があると、腸カンジダ症が疑われます。という内容です。^^
▽特に、太字の部分は要注意となります。
- 抗生物質を長期間、または繰り返し使用していた
- ピルやステロイドを長期間服用している
- 水虫などの慢性の真菌感染症がある
- いつもなんとなく倦怠感、疲労感を感じる
- 慢性的に頭痛をしやすい、ぼーっとして集中できない
- 副鼻腔炎、中耳炎などに繰り返しかかった
- アトピー、花粉症、食物アレルギーがある
- 甘い物が好きで、よく食べたくなる
- 糖尿病か低血糖、又はお腹が空くと手が震える
- 耳、肌、膣、肛門まわりが痒いことがある
(女性の場合、膣カンジダにかかりやすい等)
10個のリストのうち、あなたはいくつ当てはまりましたか?
0〜2個の方は、これから食生活を改善して、症状が現れないように注意しましょう。
3〜5個の方は要注意。今から食生活やサプリで予防していきましょう。
6個以上当てはまる方は、今から腸カンジダ対策を始めるべし!
カンジダセルフチェック・まとめ。
冒頭でもお伝えしましたが、このリストは私がアレンジを加えていまして、他のサイトも参考にして「ある法則」を追加しています。
法則というのは・・・
①抗生物質 ②ピルやステロイド は、カンジダ菌を腸内で増やす原因。
③以降は、カンジダ菌が原因で起こると報告されている症状。
⑧甘い物への渇望 ⑨糖代謝の病気 は、カンジダ感染で一番顕著な症状と言われています。
⑩体が痒い症状(特におしり周り) は、カンジダ菌が増殖しすぎて腸以外の場所に感染した場合の症状。他にも「口腔カンジダ症」といって口の中にカンジダが増殖してしまう病気もあるそうなので、怖いですね^^;;
ざざっとまとめると、カンジダ危険度としては・・・
- 抗生物質やピル、ステロイドを飲んでいる方はかなりの高確率でカンジダ菌が繁殖していると考えられている。
- カンジダ菌が原因で起こるのは、倦怠感や頭痛、各種アレルギー、甘い物への渇望。
- おしり周りが痒い場合は、腸カンジダが排泄時に付着して増殖するため、ありがちな例。
こんな感じになります。
ただ、これだけだとわかりにくいと思いますので、次は【カンジダへの具体的な対処方法】をお伝えしたいと思います。
具体的に何をするべきなのかというと、
- サプリで殺す
- 増やさない食生活を心がける
となります。
ちなみに、このブログで「食生活だけではカンジダ対策はできないの?」という趣旨のご質問を受けたことがあるので、ここでお答えしておきます。
確かに食生活はすごく大事なのですが、すでにカンジダが増殖してしまっている状態では、食生活だけでは動きにくかったです。
なのでまずはサプリで効果的にケアを開始するのが良いと思います。
私が実際に行ったカンジダ対策の中で有効だと感じたことについてはコチラの記事まとめています。
*追伸*
病院では、カンジダ治療はあまりメジャーではないのですが、調べてみるといくつか出てきます。
カンジダ菌については、このサイトでも「リーキーガット症候群」の原因として何度か取り上げていますので、もっと詳しく知りたい方は「リーキーガット症候群の記事一覧」へどうぞ。^^
病院に関する情報も掲載してあります。開業医が多い印象で、自由診療なため経済的な負担が予想されますが、経済的に余裕がある方、医師の下で取り組みたい方は読んでみると良いかもしれません。
●アレルギー科受診もオススメです。
病院で治療したい方は、大事な時間やお金を無駄にしないためにも、ある程度大きな病院内科やアレルギー科をきちんと調べてから受診してみることをおススメします。^^
私自身、娘の食物アレルギー検査の結果を聞きに行ったら「カンジダに対するアレルギー」が発覚して、寝耳に水でした。
ただ、残念ながら私がこれまで内科や小児科、アレルギー科を受診した経験上、「アトピー=カンジダ」という公式はあまり知られていないことも感じます。
「リーキーガットなんてトンデモ理論。エビデンスもない。」といって、あからさまにステロイドを出したがる医師もいますので、受診の際は言葉選びも慎重にね。^^
実際、私の娘がカンジダアレルギーを持っている件について触れても、サラっと流す医師が多いです。(このことについては後日記事更新予定です。)
というわけで、まだまだカンジダ関連の治験については医師によって様々なため、なるべく大きい病院や口コミの多い病院をチェックしてから訪れてみるとよいかもしれませんね。
あなたの信じる道を頑張って突き進んでくださいね〜。で、まずは出来る事から始めましょう!
ちなみに、セルフケアの方法はこのサイトでお伝えしていきますので、当サイトのサイトマップを参考にしながら、できそうなケアを進めてみてください。^^
*編集後期*
私も、出産後の睡眠不足や体力低下をきっかけにアトピーを発症して、その後スキンケアやステロイド治療、漢方治療、ホメオパシーなど色々な治療を試みましたが、
結局4年間ずっとアトピーは治らず、こじれていました。
なぜか、その後アトピーのきっかけとなったことは解消されても、アトピーだけはずっと続いていたんです。
私の場合は、やみくもにサプリを飲むのをやめて、きちんと「適切な乳酸菌サプリ」を飲み始めたことと、
そして「睡眠不足」を解消したことで、こじれていたアトピーの紐がするするとほどけていきました。
もちろん私はその他にもスキンケアなど試みた事はたくさんあって、どれもアトピー改善に大きく貢献してくれたと感じていますが、やっぱり内側に問題があるなら、内側に直接アプローチしなければ改善は進んでいかない。ということを学びました。
▽これまでまとめた記事のうち、関連記事はコチラ。
- 乳酸菌には、「カンジダ菌をやっつける(かもしれない)種類」と「アレルギーを助長させちゃう(かもしれない)種類」があります。
-乳酸菌にもデメリット?アトピー肌なら絶対避けたい種類とシンプル対処法2つ - カンタン・カンジダ治療の食生活!
-【食事制限】ズボラな私でも長続き♪実践中の食事療法 サクっとまとめ。 - サプリでカンジダを追い出す!
-【乳酸菌サプリ・ランキング】アトピーを克服した私が選ぶ、本当に良かったサプリベスト3 - 「腸カンジダ症」=「リーキーガット(腸盛れ)症候群」ほぼ同義語です。
-「リーキーガット」に関する記事の一覧はコチラ