子供がアトピーだと、食べさせるものにホントに気を遣いますよね!
「アトピーは体質が原因だから...」と、食事療法をとにかく頑張っているご家庭も多いと思います。
もちろん食事療法はどんどん取り組むべきだと思います。栄養は食事から摂るのが一番自然な方法ですからね。
でも、結論からいうと、うちの子は食生活だけではアトピーはあまり改善しませんでした。
でも、「食生活をカンペキにしなきゃ!」という考えを手放したら、私の心がフワッと軽くなって・・・
そんな私をみて、子供たちがのびのびと食べてくれるようになったんです。
今回は、お子さんのアトピーに悩んでいる、食事療法がしんどい、お子さんの偏食にストレスを抱えている親御さんに向けて、私がハマった食事療法の落とし穴と、それを解決できたときのエピソードをお伝えします。
※この記事は以下の書籍をもとに、私の個人的な体験談や考えをまとめたものです:
医者が教える「あなたのサプリが効かない理由」|宮澤賢史 (著)
もくじ
「栄養は食事で摂るのがベスト」の落とし穴!
バランスの良い食生活は、アトピーやアレルギーなどの体質を内側からケアするためには必須です。
ですが、お子さんの腸内環境があまりよくない状態のままだと、せっかくバランスの良い食事を摂ってもうまく食べ物が分解吸収できず、欠乏しやすい栄養素が出てきてしまうことがあるのだそうです。
特に、小さいお子さんの場合は、腸内環境が悪化したままにしておくと 亜鉛、マグネシウムなどのミネラル類や、ビタミン類全般が欠乏しやすいという研究報告があります。
また、便秘や下痢をしやすいお子さんの場合、すでに腸内細菌のバランスが悪化していることも心配されるため、善玉菌を育てるような食生活を心がけないといけません。
なお、善玉菌を育てる食生活というのは、発芽玄米や水溶性食物繊維を多く摂る、主食をおかゆにする、オリゴ糖を摂る・・・等のことを指しますが、子どもには玄米は不向きだし、食物繊維も工夫が必要になります。
(参考元:医者が教える「あなたのサプリが効かない理由」|宮澤賢史 (著))
でも、私、5年ほど子供たちの食事を管理してきて感じたんですけど、
「子供の食事って、100%は管理できなくないですか?」
子供の食事を100%管理、はムリがあります!
まだお子さんが離乳期を終えたばかりなどで小さい場合、ちょっとイメージしにいくいかもしれませんので、ご参考までに「我が家ではこんな心配事がありましたよ」ということをいくつか例に挙げておきます。
うちの子供たちはいま、5歳と3歳で保育園に通っています。
5歳のアレルギーは軽め(3歳で湿疹を患い、今は鼻炎・花粉症)で、下の3歳は生まれた時からアトピー&ぜんそくを併発。今はアトピーもぜんそくもかなり改善しましたが、花粉症と食物アレルギーを持っています。
で、そんな子供たちが大きくなるにつれて、我が家で増えていった「心配ごと」について、実例を挙げていきたいと思います。
食生活にこだわりすぎると、子供の社会生活が成立しない!
家では頑張って自然食品だけで揃えることはできます。私は育休中に砂糖不使用の手作りおやつもよく作っていました。
ても、子供はいずれ大きくなって、幼稚園や保育園、小学校で食事をとるようになります。
給食にはもちろんグルテンフリーとかカゼインフリーなんてなくて、子供たちの大好きな揚げ物やヨーグルト、砂糖と小麦粉たっぷりのナポリタンが出てくるのです。
おやつには砂糖をかけたドーナツ、合成着色料たっぷりのフルーツゼリー、トランスファットを含む袋菓子が出てきて、飲み物はダメ押しの牛乳で1日の栄養を「かさあげ」しています。
牛乳なんて、ただのお腹いっぱいになるだけの飲み物ですよ。。お腹ゆるくなるし。
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そんな悪意たっぷりのコメントはご容赦いただきまして・・・・
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私自身が、すごく悩んでいました。
上の子が生まれたとき、もちろん食事には気をつけていたのですが、保育園に入ってから毎日の揚げ物&袋菓子のオンパレードに悩んでしまい、園側に抗議する?それとも、自家製のおやつを持たせる?なんて考えもしましたが、そんな事をしたらこちらが「モンスターペアレンツ」だと思われてしまいます。
給食の内容なんて、どこも似たようなものですから、もし仮に親御さんが200%がんばって3歳までは家で100%管理できたとしても、自然食品・無添加食品しか受け付けない体になってしまったら子供自身がつらい思いをするのではないでしょうか。
毒も喰らわばなんとやら・・・ですね。
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なにより、世の中の食べ物には多少なりとも体によくないモノが溢れているので、そこから避けることは不可能。(ヒッピー村に入るなら別だけど)
それに、医師からの指示でもない限り、給食のメニューを一人だけ変えることはできない場合がほとんどです。
うちの子は食物アレルギーがあって、20人いるクラスで他の子から少しだけ離れた席で給食を食べていますが、アレルギー児はまだ少数派なので、最近娘はつたない会話の中で「ごはんはみんなといっしょじゃなくて、○○ちゃんとたべてるの」と寂しそうに話しています。
だから、世の中の食事を「摂らない」ことよりも「少しずつ慣れていき、体の正常な解毒機能を鍛える」方が子供のためになるのでは、と考えるようになったんです。
食材の安全性を疑うと、なにも食べれなくなる!
これは家でも外の食事でも同じことですが、たとえば、お魚は水質汚染、お肉は抗生物質などの汚染の危険性があります。
最近は海洋汚染がいやで「魚は養殖しか食べない」という人もいるんだとか・・・天然が悪になってる変なパターン!!
野菜は野菜で、残留農薬や土壌の悪化で栄養価が低いことも懸念されているそうです。
かたや、オーガニックだと逆に食中毒の危険性があったりもしますよね。
それに、どれも完璧じゃないから、食事管理を頑張っても思うように効果が得られない・・・ということもあります。
野菜も野菜で、生サラダがいいという一方、体が冷えるからダメとか、体質によって効果もさまざまなので「コレ!」といった答えがないんですね。
また「体に良い」と言われる食べ物も、同じものばかり食べるとアレルギーになりやすくなるので注意が必要です。
ではどうすればよいかというと、結局、いつもの通り、バランスよく食べることに尽きるんですよね。
でも、バランスよく食べるだけでアトピーが改善するか?というと、そういうわけでもありません。(っていうか何年かかるのか^^;)
じゃあどうすればいいの?ということで、
その足りない部分をフォローするために、私は「サプリ」を選びました。
「ストレスだらけ」から「うまくやる」へシフトチェンジ!
献立はなるべくバランス良く…が理想ですが、忙しい家庭では大変だと思います。
そもそも自炊するのさえ難しいことだってありますよね。
うちは共働きなので毎日忙しくて、「ちゃんとやらなきゃ・・・でも、ここまでしかムリ!」と理想と現実の合間でジレンマを感じていました。
食事療法を100%頑張っていたときは、子供たちがおかずをちょっとでも残そうものなら
「このほうれん草を食べないとダメ!鉄分が!DHAがー!!!!」
と目をつり上げてキリキリしてました。そんな風に言ったら子供たちがかわいそう、と思うのですが、でも子供たちのことを思えばこそ、真剣になってしまうんですよね。
そこで、私は子供の生活にもサプリをプラスすることにしました。
私もはじめは「私は大人だからいいけど、子供にサプリなんて…」と思っていたのですが、自分のアトピーの治療にビオチンや乳酸菌を飲んでみたら、すごく調子がよくなっていったので、子供達にも飲ませてみたいと考えるようになりました。
私の体験談)子供にもサプリを飲ませてみたら・・・
最初は色々なサプリを試しました。それこそ「買いあさった」というレベルで・・・^^;
でも、レビューでは高評価でも全然美味しくないものが多くて、薬品のようなヒドい味やネチョっとしたグミのサプリもありました。。。
子供たちにもかなりの種類のサプリを飲ませてみましたが、不味いと吐き出して二度と食べてくれなくなることも。
でも、諦めずに色々食べてみたら美味しいものに辿り着けて、今はきょうだいそろって楽しく続けられているので、良いものが見つかってよかったな〜って思っています。
サプリは甘くて美味しいものを選べば、お薬が苦手な小さな子でもよろこんで食べてくれます。
大半は味付けのために砂糖や甘味料が使われています(アメリカでも日本でも同じです)が、必須栄養素をバランスよく摂れることのメリットを優先的に考えたり、むしろサプリをごほうび代わりにして菓子のおやつを減らすようにすれば、親御さんもジレンマを感じなくて済むと思います。^^
「母の責任」を少しでもゆるめよう!
正直言って、私はサプリを始める前までは、栄養分や必要量、子供達の食べ残しや食べムラ・・・あれこれものすごくストレスになっていました^^;
そもそも、こんな体に産んでしまって申し訳ない・・・という思いが強すぎて、子供たちのことにはつい躍起になってしまいます。
ですが、今はサプリが必須栄養素を底上げしてくれるので、多少好き嫌いしても大丈夫!と考えられるようになりました。
あなたはどうですか?
献立を考える時間や、食事を摂るお子さんの横で・・・ストレスを感じていませんか??
もちろん私も、食事はなるべく工夫してますよ!
不人気の人参はみじん切りにしたり、ピーマンの指人形を作ったり、セロリをペーストにしてスープにしたり・・・^^;
自分にも子供にも厳しくてすごくストレスフルでした。
でも、基本的には食べ残してもサプリで基本は底上げできるって思うと、お料理がすごくラクになりました。セロリとかもうほぼ出してないですww
そのかわりに「どんなメニューが良いかな?」「皆に喜んでもらえるかな??」と考えられる余裕が出てきて、すごくラクで、食事をつくるのが楽しいですもん!
だから、もしあなたが今、親としてアトピーっ子の食事作りにストレスを感じているなら、その重い肩の荷の一部を、すこしだけ、サプリに委ねてもいいんじゃないかな?って思います。
現在子供たちが飲んでいるサプリの例を挙げておきます!
現在、わがやの子供たちが愛用中のサプリは以下の3つです。
- マルチビタミン&ミネラルサプリ
- ビタミンCサプリ
- 乳酸菌サプリ
この3種類は、アトピー治療のための「ビオチン療法」としてネットでおすすめされていたので私が飲んでみたところとてもよかったので、子供たちにも飲めるものを探しました。
うちの子供達は保育園に通っているのですが、去年の冬は保育園の半数以上がインフルエンザにかかったけど、うちの子たちはなりませんでした。
2人とも風邪はかかりましたが、軽くて済んで、熱があるのにケロっとしてたりと、お医者さんから首を傾げられながら「うーん、お薬出すかな・・・?」と言われたりして。^^;
キッズサプリは美味しいものを選べば子供たちにとって「ごほうび」の代わりにもなり、とても使いやすいです。
さいごに
子どもがアトピーで辛そうな姿は、私たち親にとってはストレスになるじゃないですか。子ども自身、痒くてストレスだし、夜も全然眠れなかったり。
それでなくても忙しくてストレスフルな現代!!!子供たちもプレッシャーの中でがんばって生きています。
アトピー闘病のストレスやプレッシャーを、できるだけ減らしてみてくださいね。
子供用の美味しいキッズサプリに関する記事はどんどんレビューしていきますので、ぜひチャレンジしてみてください!