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「睡眠負債」のリスク!アトピーにどんな影響が?危険性と解消法まとめ

アトピーの悪化・改善に大きく影響を及ぼす睡眠ですが・・・中にはものすごく眠いのに痒くて寝付けないという方もいらっしゃると思います。
睡眠不足が長く続くと気になってくるのが「睡眠負債」というキーワードです。
「睡眠負債」というのは「本当に必要な睡眠時間に対する不足=借金のように溜まり、膨れ上がっていく」という考え方ですが、どうにかしないと本当にヤバい!のが睡眠負債です。
で、どうしてそう感じるかというと、どんなに食事に気をつけてサプリを飲んで、お通じがよくなっても、睡眠負債を抱えたままだとアトピーはあまりうまく改善しなかったから。
 
というわけで、今回はアトピーを改善するうえでとても大事なアトピーと睡眠負債の関係について詳しく解説したいと思います。

  • 睡眠負債は体の機能にどう関係する?
  • どうすれば睡眠負債を解消できる?
  • 痒みで眠れないアトピーは、どうすればいい?

こんなことが知りたい方向けにまとめていきます。
アトピーは【皮膚と腸内環境だけ】の病気だと思っているなら、それは間違いかもしれませんよ!
それでは今回のテーマ、「睡眠負債」と「アトピー悪化」の関係についてまとめていきます。
 

まずはじめに「睡眠負債」とは?

冒頭でも簡単にご紹介しましたが、まずは・・
「睡眠負債」って何?「睡眠不足」とはどう違うの?
ということを簡単にご説明しておきます。
 

「睡眠負債」の考え方

わずかな睡眠不足が、まるで借金のようにじわじわ積み重なる「睡眠負債」
命にかかわる病気のリスクを高め、日々の生活の質を下げていることが明らかになってきています。
 

「睡眠不足」との違い

①睡眠不足=自分で感じる、「睡眠が不足している」という状態のこと。
【例】毎日の睡眠時間6時間のAさんの場合・・
6時間睡眠に慣れているので不足しているとは感じていない。
金曜は飲み会で4時間しか寝なかった。
「いつもより2時間少ないから睡眠不足だ」と感じる。
 
②睡眠負債=「推奨睡眠時間」に対して不足する時間数がそのまま蓄積した状態。
※20~50代は1日に7〜8時間程度の睡眠が推奨。60代以上は6時間程度が推奨。
【例】Aさんの場合は1日6時間なので、毎日1時間の睡眠負債が溜まる。(1時間x6日)
金曜は4時間しか寝なかったので、この日の睡眠負債は3時間。
合わせて9時間の「睡眠負債」がわずか1週間で蓄積。
「9時間睡眠が足りない」ということは、1日分、徹夜した状態と同じ。
 

知らない間に、1週間の間に
「1日分徹夜した時と同様のダメージ」が体に蓄積される。

 

ただ「睡眠が不足」しているだけじゃなく、負債が蓄積していき山となっていく


「睡眠負債が蓄積していき、体をむしばんでいくーー」
睡眠不足は体に良いはずがありませんが、蓄積するのはちょっと恐ろしいですよね。私が知ったときも、かなり驚愕でした。
とはいえ、私がアトピーが酷かった頃は毎日2時間睡眠だったので、そもそもフツーに徹夜みたいな状態でフラフラになりながら毎日を過ごしていたわけですが・・。
 
 

最新研究で判明!「睡眠負債」の本当の怖さ

「睡眠負債」の本当の恐ろしさは、「ただ睡眠が不足して、体調不良になる」だけでなく、じわじわと体に蓄積されていくことにあります。
アメリカのシカゴ大学が行った研究で、こんな結果が出たとの事です↓

最近の研究で、睡眠負債は脳のパフォーマンスの低下にとどまらず、さまざまな病のリスクを高めていることがわかってきました。
2014年に米シカゴ大学が行った研究では、実験的に睡眠を不足させたマウスでは、がん細胞が増殖しやすくなることがわかりました。

本来ならがん細胞を攻撃するはずの免疫細胞が、睡眠不足の場合、がん細胞の増殖を手助けするようになる可能性が見えてきたといいます。
出典: NHKスペシャル「睡眠負債が危ない」

これ本当にショッキングじゃないですか?
本当なら味方をしてくれるはずの免疫細胞が、悪いヤツになっちゃうんですよ。
どうりで、私、睡眠不足が酷くなりだした頃から顔が一気に老けて、白髪がいきなり増えたように感じた訳ですね・・・。


溜まった睡眠負債の解消法


睡眠負債を解消することは、少しずつですが、可能です。
要は、少しでも7時間に近い時間寝ればいいんです。
痒みがそれほど酷くなくて眠る事はできているなら、スマホとかいじっていないで、とにかくきちんと寝る事がベストな解決法といえます。
体の基本的な機能を取り戻していくためには、自然な方法が一番なので。
 
でも、中にはアトピーが痒すぎてきちんと眠れてすらいない」という方もいらっしゃると思いますので、その場合は、アレルギー反応を抑制しつつ安眠を促してくれるサプリがオススメです。
こちらの記事を参考にしてみてください。
>アトピーが悪化した時にこそ始めたい「アレルナイトプラス」
 

アトピーに悩む方におすすめの方法

前述したNHKやネットで紹介されていて、実際に私が「睡眠負債が溜まってきたな」と感じるときに実践している解消法を解説します。

  • 平日の睡眠時間:
    現在より少しだけ多め(30分〜1時間)を死守
  • 週末の睡眠時間:
    平日と同じ時間をキープ!!(長く寝過ぎない)

このように、まずは平日の睡眠時間を今より少し長く取れるようにしてみます。
現在6時間しか眠れていないなら、6時間30分〜7時間という風に長くしましょう。
ちなみに、「睡眠負債」のロジックでは、1日に必要な睡眠時間は、20~50代なら1日に7~8時間程度、60代以上なら6時間程度とされています。
別の記事でも触れていますが、アトピーの場合は9時間以上眠ると逆に悪化するケースもあるようですし、睡眠負債の考え方においても良くないので、9時間以上は寝過ぎないこともポイント
 

最近、アトピーを治したいと頑張りすぎていませんか?


今の生活を振り返ってみて、毎日の睡眠時間が6時間以下なら、アトピーには危険信号!!
少しでも7時間に近づけて、できれば8時間まで伸ばしていきたいところです。
私も仕事、家事、育児とつい無理をしてしまいやすいのですが、毎日6時間〜7時間は絶対に寝るように心がけています。
 

睡眠不足なら、マイナスケアへシフトしましょう

「マイナスケア」とは、あれもこれも取り組むのではなく、必要な事だけに絞っていくというもの。
アトピーを早く治したい一心でいると、つい「ヨガやらなきゃ。」「デトックスのために半身浴して・・」「あっ!寝る前のツボ押し!」「あ、あと血流アップのためにストレッチも・・」なんて色々頑張ってしまいがちじゃないでしょうか?
睡眠時間を削ってまでストレッチなんてやる必要ないかもしれません。「あぁ・・疲れたからもう寝よう。」とズボラな位が丁度良いのかもしれませんよ。^^
もちろん保湿やサプリなど、必要最低限のケアは死守したいものですが、こと「睡眠負債の解消」においては「マイナスケア」が一番効果的ですので、ぜひシフトしていきましょう!
 

アトピーと睡眠負債の関係:まとめ

睡眠負債を溜めないための方法とは、つまり、、
とにかく寝る!推奨は7〜8時間!
■睡眠負債の解消法:

  • 平日の睡眠時間:
    現在より少しだけ多め(30分〜1時間)を死守
  • 週末の睡眠時間:
    平日と同じ時間をキープ!!(長く寝過ぎない)

1日に必要とされる睡眠時間は年齢によって変わりますが、20~50代の場合は1日に7~8時間程度とされています。
 
運動やヨガ、リラックスの習慣をたくさん頑張るのは、デトックスを促す意味ではとても良い事です。
ですが!!

一番肝心な睡眠をおろそかにしているなら、
まずはじめに睡眠時間の確保を優先するべきです。

 
睡眠負債があるようなら、早く家に帰って寝てくださいね。
アトピーが続くと、精神的にも疲れが溜まってしまい、それがさらに睡眠障害を悪化させていくことがありますので注意が必要ですよ!
疲れたら寝る!
これが重要(^^)
 
「眠いのに痒くて眠れない場合はどうしたら?」
という場合は、痒みで眠れないなら、安眠ハーブのサプリがおすすめです。
私も睡眠障害を改善できましたので、そのサプリの話を付け加えておきます。^^
 

疲れてるのに痒くて夜眠れないアトピーに良いサプリ


 
アトピーのつらい痒みが続いて夜眠れず、精神的にまいってしまうと、どんどんこじらせて悪化のループにハマっていく・・・
「そんな自分が怖い・・・」ということ、ありませんか?
眠れない程の痒みに悩まされているなら、安眠ハーブサプリを試してみてはいかがでしょうか。
睡眠導入剤や抗ヒスタミン剤などのお薬と違って、安眠ハーブはクセにならないので、おすすめです。
 
私自身、安眠サプリを飲み始めてから睡眠負債をガッツリ返済することができて、その結果、アトピーがすごく良くなったんです。
とかくアトピーだと辛い気持ちを内側に押し込めてしまいがちですが、スッキリ目覚めた朝は、前を向いて活動できるようになりますよ!!
アレルナイトプラスの詳細はコチラでご紹介しています。
夜の眠りを改善したい!アトピー体質を良くしたい!という人はぜひチェックしてみてくださいね。(^^)

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